救い。(2)
2007 / 04 / 14 ( Sat )
私は今、草原に立っている。 いつからここに立っているのだろう。 そもそも、この草原はいったいどこなのだろう。 そうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「誰!?」 自宅マンションの玄関に帰ってくると 「ど、どちら様ですか?」 「・・・」 男は黙ったまま、表札を見続けていた。 「神だ」 は? そして私は気が付いた。 「えーっと…」 今の世の中は恐ろしい。 そんなことを、考えたからだ。 「あんた、吉田さんじゃないのか?」 いきなり名前を言われてドキッとした。 「そうです、けど」 そもそも私の名前を知っていると分かったこの時が、 「いや、それは同棲してる彼氏の名前で…」 「そうか。それは知らなかった。 頭がおかしい奴だ。 「あの、仕事って?」 男の声は、私を不思議な気持ちにさせた。 「生まれ変わったらきっと、いいことがある」 焦点を塊にあわせようとした時。 ズドン。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「住所の氏名が本人と違うのなら 「いや、だってアナタは神様でしょ? 煙を吐き出しながら 「そんなもんですかね?」 「あ、もう終わりですか?」 「望みは叶っただろ」 「えぇ、そうですね。 タバコを靴の裏で揉み消しながら 「最近の人間はわからねぇな」 顔の輪郭だけが僅かに識別できる程度にまで 「これは、愛なんですよ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 何処までも続く草原は 前を向きなおして 暫くして、小さな黒い影が見えた。 影は段々と大きくなり 「なんだ、私一人じゃないんだ」 私の中に言い知れぬ不安や孤独が渦巻いていたことを 知らない男だった。 「こんにちは。 男は顔に不釣合いなほど明るい髪色だった。
つづく、かも。
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ローサさんドラマはじまったね。
by: Ap * - * URL * 2007/04/15 * 17:51 [ 編集] | top↑
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>AP 様 はい、まさにボクの救いです。 |
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