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ブレンドコーヒー
2007 / 09 / 11 ( Tue )

 


相変わらずコーヒーは不味かったが
そこに溶け込んだ人々の会話は


私の舌を虜にしていた。


 

 


ブレンド(5)
「苦味」


A「そんなに悩むこと無いよ!自信持って!!」
B「うん、ありがとう。」
A「いつかきっと、いい人に巡り合えるってば!!」
B「…うん、そうだよね。」
A「そうだよ!」


プルルル、プルルル


B「あれ、電話?」
A「あ、ちょっとごめんね」


……


A「ごめーん!彼氏が予定より早く仕事終わったってー。
この話の続きは、また今度ね!じゃぁね!!」
B「…うん」


 


 


ブレンド(6)
「酸味」


A「どうして?他に好きな人でもできたの?」
B「…違うよ。そうじゃない」
A「じゃ。じゃどうして別れようだなんて言うのよ?」
B「…」
A「あたし、アナタの好みに近づくために、すっごい努力したんだよ」
B「…うん、それは、知ってる」
A「お化粧だって、アナタ好みにしているし」
B「うん」
A「アナタが…ぽっちゃりしてる方が抱くときに気持ちいいんだって言うから
頑張って少し太ったんだよ」
B「…うん」
A「なのに、なのにどうしてよ!?」
B「…」
A「黙ってないで、何か言ってよ!」
B「…お前は『ぽっちゃり』と『デブ』を履き違えてる」


 


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コーヒーとジョークはブラックに限りますな。


 


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